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最終更新日
2008/05/28 0:25:01
福々式CMSとは
福々式CMSとはEXCELを用いたCMS(Content Management System)です。HTMLのモジュール化と構造化による分かりやすい構成。テンプレートの使用、タグとテキストの分離など、分かり易く効率的な編集。作成者以外の人にも任せられるメンテナンスの容易さ。福々式CMSは小規模なWEBサイトの構築に最適な開発環境を提供するものです。
テキストエディタによるHTML作成
よくコントロールされた良質のHTML+CSSを作成するためにテキストエディタを用いるというのはよい方法です。しかしながらテキストエディタによるHTML作成にも幾つかの難点があります。
- テンプレートが使えない。テンプレートを用いその中に必要な部分を埋め込むという方法は可能かもしれませんが、テンプレートの変更は困難です。
- 部品化ができない。よく使う部品、例えば「このページの先頭へ戻る」などを部品化してコピーして埋め込むことはできても、部品の変更は困難です。
- 階層的の構造が分かりづらい。タブで階層構造を付けられますが、深い階層は見辛くなります。
- 視覚的に分かりづらい。ある部分の記述がどのようになっているのかを調べるにはソースを追っていかなければならない。
- 素人に更新を任せられない。HTMLの作成時に深い知識が必要なのは仕方ありませんが、一部分の修正を行うのにも知識のない人に任せることはできません。
- サイト全体の管理がしづらい。サイトを構成する多くのHTMLが個別につくられるので全体の管理がしにくくなります。テンプレートがつかえないのでサイトの模様替えには全部のHTMLの手直しが必要となります。
ここで紹介するのは、これらの欠点をなくし、且つよくコントロールされた良質のHTML+CSSを作成するための方法です。生成されるHTMLはテキストエディタで作るのと同様に意図した通りに作ることができます。さらに次のことが可能です。
- テンプレートが使用できます。
テンプレートを用いて見た目の統一や変更が簡単にできます。共通のメニューや外観はテンプレートに記入し、各ページでは独自の部分のみを作るので簡潔です。 - 部品化ができます。
よく使う部品、例えば「このページの先頭へ戻る」などを部品化して使用できます。ソースには部品名のみを埋め込みますので、部品を変更してもソースの変更は不要です。 - サイトの管理ができます。
サイトで使用するHTMLとCSSを一元的に管理できます。
テンプレートや部品がサイトで共通に使用できます。サイト共通のテンプレートを変更すれば全てのページの外観を一発で変えることができます。 - 素人にもサイト更新が任せられます。
ページの変更して欲しいたい部分だけを編集可能にして、業務担当者に渡すことができます。業務担当者はWEBの知識がなくてもWEBの更新が可能です。
これらのことを可能にするのが「福々式CMS」です。
福々式は私達の仕事場のあるところに由来しています。CMSはContent Management Systemの略です。
福々式の正体は実はEXCELです。EXCELでHTMLを作成というと「EXCELをWebページとして保存する」ことかと思うかも知れませんが、そうではありません。
福々式はEXCELを便利なエディタとして利用するだけです。色やフォントの修飾情報も使いません。EXCELの持つエディタとしての使いよさ、表としての見易さ、複数の頁が管理できるブック機能、シートよりHTMLが生成できるアドイン機能などを利用しています。
福々式記述の簡単な例
福々式によるHTMLの記述はEXCELのシートに記述します。1つのHTMLが一つのシートに対応します。ブックで複数のHTMLを管理します。
福々式によるHTMLの記述の簡単な例です。
<p>こんにちは。
<a href="faq.html">FAQはこちら</a>
</p>
の場合、福々式では
| module | tag | attribute | contents | |
|---|---|---|---|---|
| p | こんにちは | |||
| a | href="faq.html" | FAQはこちら |
と書きます。
また
<p class="main">こんにちは。<a href="faq.html">FAQはこちら</a></p>
の場合、福々式では
| module | tag | attribute | contents | ||
|---|---|---|---|---|---|
| p | a | ;href="faq.html" | こんにちは | FAQはこちら |
と書きます。
このように福々式記述は完全にHTMLの出力をコントロールできます。
tag名、属性、テキストを所定の欄に入力するようになっています。ですからとても見やすくなっています。
また要素の親子関係は欄の位置で分かるようになっています。
<と>の入力はありません。また終了タグは記入の必要がありません。要素の親子関係より自動的に終了タグは生成されます。
見出しのmodule tag attribute contentsの行は各シートに一つだけ必要です。
部品化の例
次に部品化の例を示します。
HTMLの途中で頁の先頭に戻るには
<a href="#TopOfPage">このページのトップへ
<img src="topagetop.png" />
</a>
などと記述しますが、先頭に戻る記述が何度も出てくるような場合は、同じような記述を頁中に何度も記述しなければなりません。
福々式ではまず
| module | tag | attribute | contents | |
|---|---|---|---|---|
| GotoTop | a | href="#TopOfPage" | このページのトップへ | |
| img | src="topagetop.png" |
とモジュール(部品)を定義します。
モジュールとは一連の記述のことです。module欄にモジュール名を書きます。ここではGotoTopがモジュール名です。
このモジュールを使いたい場所のcontents欄に、このモジュール名を[ ]で囲んで書くことにより利用することができます。
| module | tag | attribute | contents | |
|---|---|---|---|---|
| p | [GotoTop] |
モジュールはシート内またはブック内で何度でも共用できます。
モジュールから他のモジュールを利用することもできます。
テンプレート
テンプレートとはページの外観を決める雛形です。
福々式ではテンプレートも一つのモジュールとして作ります。
HTML生成時に最初に呼び出すモジュールをテンプレートし、そこから別のモジュールを呼び出すようにすれば、階層化された分かりやすい記述が可能となります。
その他の特徴
- EXCELの1シートが1つのHTMLになります。
- 一つのサイトを一つのEXCELのブックで管理できます。
- スタイルシートもEXCELのシートに分かりやすく定義できます。
- よくつかう処理(例えば「頁の先頭に戻る」など)を部品化できます。
- HTMLソースへの出力を細かく制御できます。
- EXCELの特徴を生かし、変更されたくないシートを非表示にしたり、シートを部分的にを保護して、許可した部分だけを編集できるようにすることができます。
これによりWeb担当者以外の人にWebの更新が任せられるようになります。 - メニューより1クリックでサイトの更新が可能です。
EXCELのシートからスタイルシートやHTMLファイルへの変換にはEXCELアドインを使用します。
各ブックにはマクロは含まれませんので、変換処理プログラムのバージョンアップも簡単です。
EXCELシートへの記述方法は明快かつ簡潔です。
テキストエディタによるスタイルシートやHTMLファイルの作成よりも、10倍の効率と分かり易さを提供します。